Column コラム

日焼け止めは、なぜ必要?

こんにちは、チャントアチャームです。
衣替えも終わり、今年も暑い季節がやってきますね。
今回も、前回に引き続き『日焼け止め』をテーマにお話ししていきたいと思います。

―ここで、本題に入る前に
令和になってすぐ、アメリカから飛び込んできた日焼け止めに関する最新ニュースからご紹介します。
2019年5月6日付けのそのニュースによると、米食品医薬品局(FDA)が「市販の日焼け止めに配合される紫外線防御剤が皮膚から体内に吸収されている」という臨床試験結果を「米国医師会雑誌(JAMA)」という雑誌に論文として発表したという、いささか衝撃的なものでした。
論文をよく読むと、試験は小規模なもので、紫外線防御剤というのは、紫外線散乱剤(ノンケミカル成分)を除く紫外線吸収剤(ケミカル成分)に分類されるものであり、「現段階では、それらが人体に影響を及ぼす証拠が見つかったわけではない」と締められていました。
そもそも紫外線が皮膚がんを引き起こすことは医学的にも証明されており、日焼け止めを塗ることは確実に有益なことです。しかし、今回のニュースが本当ならば、日焼け止めの手段として使う成分によっては、皮膚がんと同等かそれ以上のリスクがあるかもしれないということになります。
FDAは、11月までに体内への吸収率などの新たなデータの提出をメーカーに求めているようです。
チャントアチャームでは、問題となっている『紫外線吸収剤』を一切使用していないためほっとしましたが、今後も動向を見守っていきたいと思っています。

日焼け止めはなぜ必要なの?

そもそも、紫外線が肌に悪い影響をあたえることは、すでに広く知られているところですが、波長(紫外線の種類)によっての影響の違いまで理解されている方はそう多くはないと思います。
太陽の光には下の図のように、目で見ることができる光(可視光線)の他に目で見ることができない赤外線や紫外線が含まれています。紫外線は地表に届く光の中で最も波長の短いもので、波長の違いによって「UV-A」=紫外線A波、「UV-B」=紫外線B波、「UV-C」=紫外線C波、の3種類に分類されます。「UV-C」はオゾン層によって吸収されて、地上には到達しません。

※UV-A、UV-B、UV-Cの分け方には、いくつかの定義があります。
ここでは、皮膚に対する影響の観点から280~320nm(ナノメートル)をUV-Bとしています。

UV-Aが肌に与える影響

「UV-A」は、日差しを浴びた後に肌をすぐ黒くする(即時黒化)紫外線です。雲や窓ガラスなども通過し、肌の奥深く真皮まで届いてシワやたるみといった肌の光老化を促す原因となります。

UV-Bが肌に与える影響

「UV-B」は、主に表皮に強く作用して、日差しを浴びた数時間後に、肌に赤く炎症を起こす紫外線です。メラニンを増加させて日焼けによるシミ・そばかすの原因を作ります。このような日焼けの繰り返しも光老化につながります。 また、皮膚細胞のDNAを傷つけるともいわれています。

皮膚だけでなく、紫外線を浴びすぎると人の健康には様々な影響が生じることがわかってきています。日焼け止めなどにより、紫外線防御を心掛けることは、健康な体の維持のためにも大切なことといえます。

赤ちゃんの日焼け止めの選び方

見た目がきれいで大人がうらやむ赤ちゃんの肌は、基本的に大人と同じ構造をしています。しかし、皮膚の厚さは薄く、バリア機能も未熟なため、異物やウイルスなどの刺激に弱くデリケートで、乾燥もしやすいといわれています。そのため、赤ちゃんに直射日光が当たると、日差しが強い季節にはやけどや水ぶくれになってしまうことも。赤ちゃんを連れて外出するようになったら、直射日光に当たらないような対策を始め、日焼け止めを塗ってあげましょう。日焼け止めを選ぶ際は、「赤ちゃんにも使用可能」という記載があるものをおすすめします。また、日焼け止めの強さを示すSPFやPAは、日常生活でつける場合は、SPF15~20、PA++、海などのレジャーであれば、SPF20~40、PA++~+++を目安とするのが良いと思います。しかし、基本的には生後3ヶ月頃までは、長時間の外出は控えるとともに、帽子や洋服、日傘などで、紫外線から赤ちゃんの肌を守ってあげましょう。

赤ちゃんへの日焼け止めの塗り方

日焼け止め乳液やクリームを塗るときは、顔に塗る前に、まず体に塗って赤く反応しないかパッチテストをしましょう。赤い反応がなく、塗っても問題がないようであれば、顔や肌に適量を塗ってあげてください。

顔:
チャントアチャームUVフェイス&ボディプロテクターの場合は、パール粒くらいの大きさを手に取り、額・鼻の頭、頬、顎に少しずつ分けてのせ、最後に顔全体へ均等に広げていき、これをもう1回重ねます。耳・鼻・首は塗り忘れが多いので、注意してください。

腕・足など:
腕に直接日焼け止めを塗布して、手首から肘の位置までくるくると回しながら塗っていきます。外側だけでなく、内側もしっかり塗りましょう。手の甲も忘れずに塗ってください。

動き回って汗をかいたり、こすれたりすると日焼け止めが落ちてしまうので、2時間ごとに、一度汗をふき取り、塗り直してあげましょう。

赤ちゃんの日焼け止めを落とす方法

日焼け止めを塗ったときは、その日の夜にお風呂できちんと落としてあげてください。塗った部分を石鹸で洗ってあげましょう。入浴後は、やわらかいタオルで、こすらずそっと押さえるように水分をふき取ります。くびれやしわの部分には水分が残りやすいので、ふき忘れがないように気をつけましょう。日焼けをして肌が赤くなってしまったら、水でぬらしたタオルをあてて冷やしてあげてください。仕上げは、しっかりと保湿ケアも忘れずに。

さて、2回に渡って日焼け止めについてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?
「いつも、自然と、美しく。」をテーマに考えるチャントアチャームは、紫外線から肌を守ることは、健やかな肌を維持するうえでとても大切なことだと考えています。
そして、紫外線を防御することはもちろん大事ですが、自然環境にも、肌にも、なるべく負担をかけない処方の製品づくりを追求していきたいと思っています!
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